メールマガジン

2015/3/25

<第57号>      平成27年3月25日発行

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■■■■■  全国医師連盟 メールマガジン  ■■■■■■■

■■ Mail Magazine from Japan Doctors League ■■■

           発行:全国医師連盟メールマガジン編集部

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  <第57号>      平成27年3月25日発行

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━━ INDEX ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

[1] 第4回医療事故調シンポジウムの開催のお知らせ

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[2] 議員回りの予定

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[3] 3月18日 公立八鹿病院過労死訴訟 高裁判決

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[4] 第8回全医連集会について

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[編集後記]

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 いよいよ年度末を迎えました。いろいろとせわしい季節です。

 医療事故調の議論はパブリックコメントに移ります。

 全医連メールマガジン(第57号)をお届けします。今号も、最近

の全医連に関するさまざまな情報をお伝えします。

 ホームページなどに情報があるものなどは、リンクを張ってあり

ます。では、どうぞ。

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第4回医療事故調シンポジウムを開催しました

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 第4回医療事故調シンポジウム(全医連主催)を3月8日(日)

に開催しました。

 当日の模様を、m3.comで配信してもらいました。

http://www.m3.com/news/iryoishin/301617

 動画での配信は、もうしばらくお待ちください。

 また、厚労省も、「医療事故調査制度の施行に係る検討会」にお

ける取りまとめについて」を公表しました。患者側、患者側弁護士

に迎合した内容のように感じられます。

http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000078202.html

 そして、パブリックコメントの応募を開始しました。

http://search.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=PCMMSTDETAIL&id=495140507&Mode=0

「医療法施行規則の一部を改正する省令案に関する意見の募集につ

いて」(案件番号:495140507)

締切は4月21日とのことです。全医連として意見をまとめ、正しい

医療事故調査とはどういうものかを厚労省に今一度再考させ、多く

の現場の声を反映させましょう。個人としてもパブリックコメント

にお寄せていただいてもかまいません。

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議員回りの予定

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 3月17日には、(参)小池 晃、(衆)三ツ林裕巳、(参)西

村まさみ、(衆)中島克仁、(衆)岡本充功、(衆)田中英之、

(参)川田龍平(以上、敬称略)を訪ねました。急性期病院の過重

労働問題について、意見・提案を述べてきました。

 3月31日にも3名の国会議員を訪問する予定です。

 3月18日に公立八鹿病院過労死訴訟の控訴審判決が広島高裁から

出ました。また、いわゆるホワイトカラーエグゼンプションの審議

も看過できません。勤務医の労働問題について、全医連の主張を伝

えるために、代表理事の中島が永田町に足を運びます。

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[3] 3月18日 公立八鹿病院過労死訴訟 高裁判決

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 公立八鹿病院の過労死裁判の高裁判決が3月18日(水)に言い渡

されました。

http://www.m3.com/news/iryoishin/304274?dcf_doctor=true&portalId=mailmag&mmp=MD150318&dcf_doctor=true&mc.l=92668406

 原告からの依頼もあり、鳥取地裁判決への意見書を昨年11月4日

に全医連執行部から広島高裁に送付しました。これまでの経過中に、

全医連からの意見書を重く受け止めている旨の発言が高裁裁判官か

らあったとのことで、今回の判決でもその点が反映されました。

 その内容は、長時間労働やパワハラを引き起こす背景を解説した

うえで、長時間労働を課されている勤務医が、長時間労働を回避す

るのが現実的に非常に困難であることを述べました。

 全医連の意見書で触れた「過失相殺」の問題はクリアできました

が、パワハラという人権侵害に対する問題が残りました。この点に

ついては、改めて考えざるをえません。

 全医連からの意見書は、原告の戦略上、まだ公開していませんで

したが、控訴審判決を受け、公開しました。

http://zennirenn.com/news/2015/03/post-66.html

━━[4]━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

第8回全医連集会について

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 6月7日(日)午後に、全医連集会(午後)を予定しています。

正式な日時、会場が決まりましたら、改めてお知らせいたします。

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編集後記

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 メールマガジン第57号をお届けしました。

 医療事故調は【運用】が今後の問題となります。東京女子医大プ

ロポフォール医療事故も、群馬大学第二外科腹腔鏡手術事故も、院

内事故調査委員会、第三者調査委員会のお粗末さには、呆れてしま

います。しかし、これが今の日本の事故調査です。これでいいです

か? 「過失」「責任」の押しつけに終始した事故調査が、医療安

全に全く寄与しないことを、いつになったら国民は、医療界はわか

るのでしょうか?

 この全医連メールマガジンも、世の中を良くするために役立つも

のにしていければと思います。「このような情報も載せてほしい」

「こんな情報があります」「こんな工夫をしてみたら?」などのご

意見があれば、是非お寄せ下さい。

 最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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●全医連メールマガジン編集責任者:代表理事 中島恒夫

 (↓SNSのページ) http://doctors21.jp/?m=pc&a=page_f_home&target_c_member_id=304

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