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■■■■■ 全国医師連盟 メールマガジン ■■■■■■■
■■ Mail Magazine from Japan Doctors League ■■■
発行:全国医師連盟メールマガジン編集部
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<第47号> 平成26年2月26日発行
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━━ INDEX ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
[1]「第3回医療事故調シンポ」動画配信しました!
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[2] 医療事故調に関する今後の活動について。
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[3] 47都道府県立病院 情報公開請求中!
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[4] 会費納入のお願い。
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[5] 第7回全医連集会を6月8日(日)に開催します。
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[6] 代表理事の中島が某誌の取材を受けました。
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[7] 代表理事の中島が某誌に論文を投稿しました。
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[編集後記]
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関東甲信地方はこれまでにない大雪の被害に見舞われましたが、
皆さんの地域はいかがでしたでしょうか? もうすぐ3月ですが、
春の便りが待ち遠しくなってきました。
全医連メールマガジン(第47号)をお届けします。今号も、最近
の全医連に関するさまざまな情報をお伝えします。
ホームページに情報があるものなどは、リンクを張ってあります。
では、どうぞ。
━━[1]━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
「第3回医療事故調シンポ」動画配信しました!
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2月9日に第3回医療事故調シンポジウムを2月9日に開催しま
した。当日は首都圏が大雪に見舞われた序幕でした。交通機関も混
乱し、御参加いただけなかった方も少なくはなかったと思います。
当日の模様を、動画で配信できるようにいたしました。厚労省が強
引に設置しようとしている医療事故調の問題点をわかりやすく講演
してもらいました。どうぞ御覧ください。
今回は、YouTube上に公開するという新しい試みに挑戦しました。
上手く閲覧できないなどの不具合がございましたら、全医連事務局
(info@zennirenn.com)まで御連絡ください。
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医療事故調に関する今後の活動について。
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今通常国会に、医療事故調設置に関する法案を含めた医療法改正
案が、とうとう上程されました。上程された医療法改正案でも、医
療事故調に関して、刑事司法との切り離しが未だに明言されていま
せん。上程された法案は下記URLに掲載されています。
厚労省の目的が、「処分」を念頭に置いた事故調査であることは
明らかです。このような事故調査が進められるのであれば、医療従
事者には、事故調で「黙秘権の行使」を推奨するしかありません。
事故調査の目的を「処分」とする拙劣な制度設計では、「安全な医
療」を構築・提供できません。萎縮医療に直結する危険な法案です。
全医連は、「真相究明・再発防止」と「処分・補償」が相容れな
いことを繰り返して主張し、
(1)事故調査を先行させること
(2)証拠品の管理
(3)主観的証言の訴訟への流用禁止
(4)業過罪の廃止
これらを、繰り返して主張し続けていきます。
上程された現在、事故調議論の舞台は国会に移りました。国会議
員(特に、厚生労働委員:合計80人)に働きかけなければ、この法
案のまま可決されてしまいます。全医連執行部も、永田町回りをし
つこく続ける予定です。
全医連だけでは小さな声ですので、厚労省案を正す大きな動きを
作れるよう、厚労省案の危険性を指摘している他団体とは、共同歩
調を取ることも模索しています。
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47都道府県立病院 情報公開請求中!
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過重労働が危険な医療に繋がること、より安全な医療を提供した
いと私たちは考えているということ、過重労働で心身を壊す医師が
離職することの損失の大きさをアピールする目的で、都道府県立病
院の勤務状況・勤務条件を調べ直してみようと、動き始めました。
基本的な「36協定」から始まり、「宿直許可証」の有無などを、
情報公開制度に則って請求し始めました。とりまとめて発表できる
機会を、現在企画中です。
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会費納入のお願い。(全医連への参加のお誘いです。)
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全医連の活動に、一緒に御参加いただける方(正会員:医師限定)
を随時募集しています。
全医連執行部は、「現場の医師の声」を、医療政策を立案する立
場の人たちや国会議員に届けたり、医療系メディアやマスメディア
に届ける活動をしています。また、医療事故調シンポジウムなどの
イベントも開催しています。医療制度の改善、診療環境の改善に繋
がる活動をしています。
私(中島)が医師になってからの20年間、声を上げなければ診療
環境を改悪されるばかりでした。私たち医療従事者が『プロ』とし
ての職能を十分に発揮できる環境を整えたい、そんな思いで全医連
は活動しています。医療現場で日々感じる制度上の疑問点や理不尽
を一緒に考え、変えていきませんか?
皆様方からの会費、御寄付を、このような活動の運営費に充てて
います。全医連への参加を御希望でしたら、ホームページからお申
し込みいただけます(http://zennirenn.com/admission/)。どうぞ
御覧ください。
全医連の活動に賛同し、懐具合にちょっと余裕のある方は、御寄
付をいただけると非常に助かります。いつも御寄付いただいている
皆様には、大変感謝しております。
また、会費納入者には、役員選挙の立候補資格、投票資格が付与
されます。今春の役員選挙の投票権は、3月28日までの会費納入者
に付与されます。
全医連活動、総会・集会やオフ会などの集まりには、なかなか出
て来られない方も多いと思います。そのような方でも、全医連の活
動に意義を感じていただけるようでしたら、是非とも会費納入とい
う形で全医連活動にご参加いただきたいと思います。
会費の納入は、下記の口座、またはホームページの「入会・継続
のご案内」からお願いします。ホームページにはPayPalの窓口もあ
ります。
全国医師連盟ホームページ(寄付のご案内もあります) http://zennirenn.com/
ゆうちょ銀行
神田支店 記号:10150
口座番号:78411281
口座名義:シャ)ゼンコクイシレンメイ
(ATMなどからの振込にはコツがいるようです。
詳しくはホームページをご覧下さい)
みずほ銀行
神田支店 支店番号:108
普通口座 口座番号:1260830
口座名義:シャ)ゼンコクイシレンメイ
よろしくお願いいたします。
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第7回全医連集会を6月8日(日)に開催します。
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平成26年6月8日(日)午後に、第7回全医連集会を開催します。
(午前中は、正会員限定の「総会」の予定です。)
テーマやタイムスケジュールなどの詳細は、後日、改めてお知らせ
いたします。
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代表理事の中島が、某誌の取材を受けました。
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代表理事の中島が1月には日経ビジネスから取材を受けました
が、2月22日には、クリニック向けの雑誌を発行している某メディ
アからの取材を受けました。取材内容は、『医療事故調について』
でした。
医療事故調について、以前のような熱い議論が繰り広げられなく
なっています。今回の厚労省案事故調が、現場の医師、特に開業医
に及ぼす影響は計り知れません。そのような内容をお話ししました。
開業医の先生方のお目に触れるかもしれませんが、おかしなこと
を話しているようでしたら、御指摘ください。
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代表理事の中島が、論文を久しぶりに投稿しました。
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労働系学術誌(非医学系)に、代表理事の中島が投稿しました。
校正も済みましたので、4月号に掲載される予定です。転載が可能
となりましたら、ご披露する予定です。
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編集後記
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メールマガジン第47号をお届けしました。
春は何かと慌ただしい季節ですが、全医連も役員選挙、決算、
総会・集会準備で例年忙しくなります。今年はそこに事故調問題
という一大業務が加わりました。
医療事故調問題は全医連設立時の大きな原動力でした。他の団
体のような利害関係を持たない全医連だからこそ、より良い提言、
情報発信ができます。全医連は、打算的な主張をしない唯一の団
体、真の社会貢献を提言できる唯一の団体として、これからも活
動を続けたいと考えています。
この全医連メールマガジンも、世の中を良くするために役立つも
のにしていければと思います。「このような情報も載せてほしい」
「こんな情報があります」「こんな工夫をしてみたら?」などのご
意見があれば、是非お寄せ下さい。
(info@zennirenn.com)
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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●全医連メールマガジン編集責任者:代表理事 中島恒夫
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全医連HP http://zennirenn.com/
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