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■■■■■ 全国医師連盟 メールマガジン ■■■■■■■
■■ Mail Magazine from Japan Doctors League ■■■
発行:全国医師連盟メールマガジン編集部
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<第31号> 平成24年4月16日発行
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━━ INDEX ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
[1] 6月10日集会のテーマは「終末期医療」
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[2] 新田理事の医療事故調への意見、朝日新聞に
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[3] [α+医療]第3弾は「医療+ハーブ」?
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[4] オフ会報告、船橋&大阪
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[5] 法人化に伴うさまざまなお知らせ
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[6] 執行委員会活動と運営委員会の会議報告
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[7] 会員の日記ピックアップ
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[編集後記]
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皆様、こんにちは。全国医師連盟メールマガジンです。
新年度になりました。職場が変わるなど、生活が一新した方もお
られると思います。例年より遅れ気味だった桜前線も、このところ
ところ順調に北上し始めました。皆さんのところはいかがでしょう
か。
全医連メールマガジン4月号(第31号)をお届けします。今月
は、6月10日に行われる全医連の集会、懇親会のお知らせをはじ
めとして、全医連の活動と、全医連に関係のある情報をお伝えしま
す。
詳しい情報がネット上にあるものは、リンクを張っています。で
は、どうぞ。
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6月10日(日)全医連総会・集会・懇親会
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●年に一度の総会・集会・懇親会の時期が近づいて来ました。今年
は会場をお茶の水から四谷に移して、6月10日(日)におこない
ます。
○会場:主婦会館プラザエフ
〒102−0085
東京都千代田区六番町15番地
(JR四谷駅麹町口から徒歩約1分)
http://www.plaza-f.or.jp/room_index.html
○日時:2012年6月10日(日)
<総会> 午前中
<集会> 午後
<懇親会> 夕方
具体的な時間は、来月号のメルマガでお知らせします。
○総会は、一般社団法人全国医師連盟の社員(正会員)に参加資格
があります。社員は、会費を納入された会員の方です。できるだけ
多くの方のご参加を、お待ちしております。
集会は、毎年テーマを決めておこなっております。今年の集会で
は、これから日本が「多死社会」になっていく状況を踏まえ、「終
末期医療」をテーマに選びました。これについては、次の[2]で詳
しくお伝えします。
懇親会・交流会は、例年総会・集会と同じ会場でおこなっていま
したが、例年収支が合わない結果となってしまったため、今年は別
の会場でおこなう予定です。
○大勢の皆様、ご参加ください。
━━[2]━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
集会のテーマは「終末期医療」。ぜひご参加を
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●年に一度の集会・懇親会の時期が近づいて来ました。今年は会場
をお茶の水から四谷に移して、6月10日(日)におこないます。
○会場:主婦会館プラザエフ
〒102−0085
東京都千代田区六番町15番地
(JR四谷駅麹町口から徒歩約1分)
http://www.plaza-f.or.jp/room_index.html
○日時:2012年6月10日(日)
<総会> 午前中
<集会> 午後
<懇親会> 夕方
具体的な時間は、来月号のメルマガでお知らせします。
<第5回全国医師連盟集会>
テーマ:「大量死時代の終末期医療・看取りはどうあるべきか?」
~病院では死ねない時代の終末期介護&医療~
人生の最後をどう迎えますか?
○昨年一年間の日本の死亡者数は、約126万1千人。昨年は東日
本大震災による増加がありますが、その影響を差し引いてもこれか
ら十数年の間、年間死亡者数は約毎年3万人ずつ増え続け、203
0年には165〜170万人になると予想されています。
○日本の医療政策は、社会保障費を抑制するために、病院のベッド
数も医療従事者数も抑制し続けてきました。このまま進めば、これ
から急増する死亡者数に対応できません。
それに気がついた厚生労働省は、在宅医療・在宅介護や居住系施
設を充実させ、それらの場所で死亡までの人生を過ごさせることで
死亡者数の増加に対応する方針のようです。しかしその方針で、問
題はないのでしょうか。
○老衰によって死亡する人が増えるだけならば、在宅医療・介護や
居住系施設の充実でも対応できるかもしれません。しかし病気によ
って死亡する人の数も、確実に増えます。その手前で医療を必要と
する人の数も増えることは、疑いようがありません。
すでに現在でも、終末期医療の現場ではどんどん仕事量が増えて
キャパシティを上回りつつあり、急性期病院やがん治療病院から次
の行き先が見つからず、急性期病院にかかるべき人がかかれないと
いう事態も生じ始めています。
○今年の集会では、私(編集長。緩和ケアや在宅ケアに従事)も話
をさせていただく予定です。また、さまざまな場所で人生の終末期
と向き合っている演者を選び、間もなくやって来る多死社会にどの
ように備えるべきか、考える集まりになればと思います。
○集会・懇親会は、全医連会員・非会員にかかわらず、どなたでも
ご参加いただけます。大勢の皆様のご参加、お待ちしています。
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新田理事の医療事故調への意見、朝日新聞に
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●厚生労働省によって、「医療事故に関わる調査の仕組み等のあり
方に関する検討部会」の議論が始められています。その議論の進め
方や委員の選定には、以前の事故調議論が陥っていた弱点がそのま
ま残っている懸念があります。
○3月31日の朝日新聞「私の視点」欄に、新田清明理事の意見が
掲載されました。
(↓WEBページ:朝日新聞デジタル契約者のみ閲覧可能) http://digital.asahi.com/articles/TKY201203300587.html?id1=2&id2=cabcaddb
○要旨は「『医療事故に関わる調査の仕組み等のあり方に関する検
討部会』に医療機関経営者や管理者だけでなく、臨床現場の声を反
映させることが出来るメンバーを加えて欲しい」ということです。
○言いたいことが一杯あったのですが、字数制限が有ったこと、一
般読者が対象であることから、同検討部会の構成に絞った意見の掲
載になりました。
●この議論に関心を持つ弁護士から反応があり、意見交換をおこな
っています。また日本医師会からも「医療事故調査に関する検討委
員会答申の評価をしませんか」という呼びかけがあり、全医連とし
ての意見を回答しています。
○政治家への働きかけも、世論が支持してくれないと、効果があり
ませんから、事故調に関して一家言を持っていらっしゃる方々の多
くが、マスメディアへ意見を投稿することも大事だと思います。こ
れからも、積極的に意見表明をしていきたいと思います。
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[α+医療]第3弾は「医療+ハーブ」?
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●全国医師連盟のやわらか企画【α+医療】プロジェクト第3弾は
5月20日(日)の開催を軸に、調整しています。テーマはいくつ
か候補が挙がっていますが、「ハーブ」が最有力候補です。
○決定したら一般社団法人全医連ホームページなどでお知らせしま
す。どなたでも参加できますので、ご興味のある方は、お誘い合わ
せの上お気軽にご参加ください。
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オフ会報告、船橋&大阪
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●4月13日(金)に「日本外科学会@幕張メッセ」に乗じて千葉
船橋で、4月14日(土)には「日本内科学会@京都」に合わせて
少し離れた大阪淀屋橋で、連日のオフ会が開かれました。
○「船橋オフ会」は、中島代表理事が幹事となって、13日午後7
時から開かれました。7名(多分)の参加があり、二次会もあり、
大変盛り上がったようです。
○「淀屋橋オフ会」は、14日午後6時半から、大阪淀屋橋駅近く
のスペイン料理のお店で開かれました。こちらも7名の参加があり
おいしいスペイン料理を囲み、とても楽しい会になったようです。
●普段顔を合わせることのない、異なる分野の医師が出会って親交
を深めることのできる団体って、そう多くないのではないかと思い
ます。このようなゆるやかなつながりを、今後も広めていきたいと
考えています。
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法人化に伴うさまざまなお知らせ
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●理事選挙(任意団体全医連の頃の「運営委員選挙」に相当)が終
わり、会計の移行もかなり進んでおり、「任意団体全国医師連盟」
から「一般社団法人全国医師連盟」への移行作業も、おおむね完了
しています。
○昨年の任意団体全医連の総会において「(任意団体)全医連は、
一般社団法人全国医師連盟に全ての財産・権利・義務・記録を移管
する」ことが議決されたので、今後任意団体全医連は解散すること
になります。
○名称が(法に基づく等の理由で)変更になるものがあります。
主なものを書き出してみます。
<任意団体> → <一般社団法人>
・代表 → ・代表理事
・執行部 → ・執行理事会
・運営委員 → ・理事
・運営委員会 → ・理事会
・運営委員会議長 → ・理事会議長
・正会員 → ・社員、正会員
・総会 → ・社員総会
○一般社団法人全国医師連盟を、今後ともよろしくお願いいたしま
す。
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執行委員会活動と理事会の会議報告
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<執行委員会の活動>
3月中旬〜4月中旬まで、執行委員会として以下のような活動を
おこないました。
○3月27日(火)Skype会議
・会計状況報告
・医療再生フォーラム21について
・ホームページについて
・役員選挙について
日程の詰め
・【α+医療】講師料の関係で白紙に
・法人パンフレット作製について
・資金難への対策→良案なし
・6月10日の総会について
・6月10日集会のテーマ
・任意団体全医連の解散手順
・法人化のスケジュール確認
○4月10日(火)Skype会議
・会計状況報告(任意団体と一般社団法人)
・医療再生フォーラム21について
→赤字・個人負担回避のためNPO法人化へ
・一般社団法人のホームページについて
・役員選挙の結果と要改善点について
・【α+医療】第3弾、5月20日を軸に
・新パンフレットについて
・活動資金をどうやって確保していくか
・6月10日総会について
・6月10日集会について
・事故調議論について
新田理事の意見が朝日新聞に掲載
日医と意見交換
・任意団体全医連の解散手順確認
・メールマガジンについて
など
<運営委員会の活動>
●運営委員会では、以下のような活動をおこないました。
○4月12日(木)Skype会議
・ホームページ・パンフレットについて
・役員選挙について
・6月10日総会の議題・議案
・6月10日集会のテーマ
・【α+医療】第3弾について
・次回運営委員会(理事会)日程
・正会員SNSログイン困難問題
・会員数の動向
・役員の定年について
・選挙システムの不具合について
など
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会員の日記ピックアップ
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●全国医師連盟はSNS(ソーシャル・ネットワーク・サービス=
インターネット上で情報共有や連絡ができる仕組みの一つ)を、会
員同士をつなぐツールとして使用しています。SNSには「日記」
機能があり、さまざまな日記が書かれています。
会員向けメールマガジンでは、面白い日記や多くの人に読んでも
らいたい日記をメールマガジン編集部員が随時ピックアップして、
SNS内の日記に直接リンクを張って紹介しています。
○4月号のメールマガジンでは、3月〜4月中旬の日記から、次の
ような話題をピックアップしました。
・医師の激安再診料問題
・大学病院とDPC
・勤務医労働実態調査
・日本希少難病患者災害支援対策機構(JDRD)
・事故調議論再び
・日本医師会会長選挙で新会長
・TPPを知るための日記
・過剰労働や過労死を防ぐために
・労災を防ぐための産業医の活動
・過酷な当直の過酷な日常
・年齢を重ねてから新しいことを学ぶ困難さ
・新しい年度、新しい仕事
・長く働いてもらうためには
・「大往生したけりゃ医療とかかわるな」を読んで
・多死社会への対応を考える
・多死社会はすでに始まっている
など
他にもいろいろと、毎月面白い話題や役立つ内容、多くの人に考
えてほしい問題提起など、たくさんの日記が書かれています。会員
向けメールマガジンでは、編集長のひと言コメントと日記への直接
リンクを掲載しているため、ワンクリックでその日記にアクセスで
き、コメントも書き込めます。
興味を持たれた医師の方は、是非ご入会を(入会資格は、日本の
医師資格を持つ方に限らせていただいております。それ以外の方は
申しわけありません)
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編集後記
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メールマガジン第31号(2012年4月号)をお届けしました。
いかがだったでしょうか。
私が働いている長野市では、ようやく桜が咲き始めました。例年
より4日ほど遅く、梅と同時に咲いています。インフルエンザの流
行はまだ続いていて、今年は春が来るのが遅いなと感じています。
これからの全医連も、この全医連メールマガジンも、世の中を良
くするために役立つものにしていければと思います。「このような
情報も載せてほしい」「こんな情報があります」「こんな工夫をし
てみたら?」などのご意見があれば、是非お寄せ下さい。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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●全医連メールマガジン編集責任者:hirakata 平方 眞
ご意見ご要望は、全医連ホームページの「お問い合せ」へどうぞ
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全医連ホームページ https://zennirenn.com/
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