第14回全国医師連盟シンポジウム
次世代のための専門医制度のあるべき姿を考える
~持続可能な医師養成システムを基盤とした医療制度を探る~
2021年11月7日(日) 13:00~16:30
オンライン開催
主 催:一般社団法人全国医師連盟
参加費:1,000円
参加申込:https://zenniren14.peatix.com/
今回のシンポジウムでは、「専門医制度」について討論します。
シンポジウムの主旨は、
「若手医師にとって、よりよい専門医制度とは何か?」
を模索することです。
若手医師にとって「専門医」はキャリアの指針の「一つ」ですが、専門医機構の発足に伴い、「何のための専門医なのか?」疑問を感じます。疑問を感じる理由として、「専門医機構は若手医師とのコミュニケーションが不足している」と指摘されています。
「専門医制度」を医師の技量の指標としているのは、日本だけではありません。海外でも制度化されています。
しかし、日本との差異は、医療制度との親和性です。
例えば……先進国では女性医師の割合が高く、
「出産や育児などのライフイベントと医師という職業をどのように両立するのか?」
という課題は、各国同様です。
日本でも女性医師の割合は高まっています。女性医師の視点で、専門医制度はどのように考えられているのでしょうか。
あるいは、若手医師は専門医、専門医制度に何を求めているのでしょうか?
各地の病院が専門医制度にどのような考えを持っているのでしょうか?
今回のシンポジストは下記4名です(あいうえお順)
・大磯 義一郎先生(一般社団法人日本専門医機構理事、医師、弁護士)
・久保 伸貴 先生(亀田ファミリークリニック館山 家庭医診療科 フェロー 亀田家庭医総合診療専門医プログラム専攻医)
・坂根 みち子先生(坂根Mクリニック院長)
・関根 利藏 先生(白岡中央総合病院 内科)
司会:中島 恒夫(全国医師連盟代表理事)
今回のシンポジウムの小テーマは、
・女性医師と専門医制度
・若手医師のキャリアとしての専門医制度
・先進諸国の専門医制度に学ぶ
・専門医機構の在り方を考える
です。
そして、小テーマごとに以下の進行方法を予定しています。
1)イントロダクション:テーマについての解説と概略(約5分)
2)シンポジスト同士での討論(25分)
3)視聴者からの質問に生で回答(20分)
質問の禁止事項を特段設けない方針です。
専門医機構の理事に就任されている大磯先生にもご参加いただきます。
参加者から質問をどんどんお寄せいただき、思う存分、討論していただければと思います。